公務員試験の準備をするタイミングについて
こんにちは。
本日は公務員試験を受験しようと考えられている多くの方がきになる、公務員試験の対策をはじめるタイミングについてお伝えできればと思います。
もちろん公務員試験と一言で言っても様々な公務員試験がありますので、今回は地方上級レベル(県庁、市町村、警察、消防)の4つの公務員試験に重点を置きお伝えできればと思います。
現在の受験される方の学力や県庁、府庁、市町村ごとに試験の内容も異なりますので、一般的な地方上級レベルの公務員試験を目指される方の最低限必要なタイミングをお伝えできればと思います。
いつから公務員試験の対策をはじめたらいいの?
面接試験の対策は、遅くても1月から初めていきましょう。
公務員試験は主に筆記試験と面接試験の2つに分かれていることが多く、県庁や市町村ごとに回数や実施方法は異なります。
近年の傾向では筆記試験のない地方自治体もでてきており、面接試験(人物重視)の試験が多くなっています。
10年、20年前は筆記試験が受かれば公務員試験は大丈夫と言われていました。
しかし、最近では筆記試験はあくまでも足切り試験で最低限の点数が取れる方は筆記試験を通過させるという自治体も増えています。
人物重視の試験では面接の回数が多くなり、個別面接や集団面接のほかに自己PR動画の作成や、自己PR面接など様々な面接の対策が求められます。
なので、面接の対策に関しては1月から徐々にスタートし自己分析やエントリーシートなどは3月中に一旦作成できるようにしておきましょう。
筆記試験の対策をはじめるタイミング
筆記試験の対策のタイミングは1年前から半年前からスタートすべきと冒頭お伝えしました。
もちろん国家総合職や専門試験があるような公務員試験ではもっと前から対策する人も多くいます。
今回はあくまでも地方上級試験( 県庁、市町村、警察、消防 )ということに焦点をあててお伝えします。
また、受験される方の学力は人それぞれだとおもいますので、学力に不安の方は1年よりも前から公務員対策をスタートすることをお勧めします。
県庁、府庁の場合
県庁、府庁の受験を考えている方は最低でも1年前から勉強をスタートしましょう。
教養試験のみや専門試験のみ、SPI試験のみの県庁、府庁もありますが、基本的には市町村よりも問題が難しい場合が多く、足切りの点数が少し高い傾向にあります。
また、専門試験、SPI試験を選択できる自治体もありますが、勉強に自信のある方は、専門試験で受験することを前提に勉強をスタートしましょう。
専門試験を受験をするほうが科目数はふえますが、受験する人数(競争相手)もすくなくなり、少し有利になる可能性があります。
科目数の関係から専門試験の勉強をされるかたは1年以上前からの勉強をお勧めします。
市町村の場合
市町村の場合も1年から半年前には筆記試験の勉強をスタートしましょう。
市町村では自治体によって試験の方式が異なります。
近年の特徴としては専門試験を実施しているところが少なくなっています。
特に奈良や大阪では一部を除き基本的にはSPIや教養試験で受験が可能となります。
自分のいきたい市町村どのような試験なのかはあらかじめ確認しておきましょう。
警察の場合
警察の場合は基本的には半年前からスタートしましょう。
県庁、府庁、市町村の試験よりも試験難易度が低いことが多く、一般常識の問題が多いのが警察の試験の特徴となります。
消防の場合
消防の場合は基本的には市町村などと同じく1年前から半年前にはスタートしましょう。
警察の試験よりは難しくなる場合が多く少し早めの対策をお勧めします。
面接試験の対策をはじめるタイミング
面接の試験はどの試験を受けられる方も1月から徐々に対策を行っていきましょう。
市町村の試験は4月からスタートするところもあり早めからの対策が必要です。
また、第一志望の自治体が初めての面接とならないようにしましょう。
面接の仕組みがわからずに「自分の言いたかったことが言えなかった。」「周りの人がすごかったから話せなかった。」毎年このような方がおられます。
また、「気持ちよく話せた」といわれる方は基本的には落ちている場合が多いです。
面接で自分の言いたいことのみを伝え自己満足になっている可能性が高いからです。
このようにならないように1月から徐々に対策をし、4月以降の面接では自信をもって面接の仕組みを分かったうえで臨む必要があります。
過去に面接を何回受けたことがあるか
多くの公務員受験生をみていると筆記試験ばかりきにして、面接の練習をおろそかにしているひとも多くいます。
理由を聞くと、「まずは足切りにひっかからないようにしたい」「面接は自信がある。」という方がほとんどです。
これを言われた際に私がいつもきく言葉があります。
筆記試験に受かりたいのか、公務員になりたいのかどっち?
確かにあしぎりでひっかからないようにしないと面接に進めません。しかし、公務員になるためにはかならず面接を突破する必要があります。
もっというと、筆記試験はない自治体はありますが、面接がない自治体はありません。
筆記試験に自信がないなら、筆記試験がない自治体を受験し、面接のみで受験をするほうが合格の可能性が高くなる場合があります。
また、多くの公務員受験生をみてきた経験上「面接に対するなぞの自信」をもたれているかたの8割以上は落ちています。
なぜなら面接の練習をまともにしていないこそ面接の難しさを理解してない人がほとんどだからです。
いままで学力試験は学校の小テストや受験勉強での試験でテストで多くの方が体験されています。
だからこそ、筆記試験はしないといけないという気になります。
しかし、面接の練習や面接はいままで何回しましたか?
多くても10回ほどだと思います。
また、何度も言いますが、最近では人物重視の試験が増えています。配点も面接試験の方が高い配点をもらえるところがほとんどです。
だからこそ、面接試験は1月からスタートし、本番の試験までに自信をもって自分の過去のストーリーと未来のビジョンを言語化する必要があります。
思っていても相手には伝わりません。また、伝え方を間違ってしまうと、相手はちがうビジョンをイメージしてしまいます。
相手に自分が伝えたいことをしっかりと伝えることができるように準備をしていきましょう!
つながりでは面接に特化して様々なサポートをさせていただきます。
本気で合格したい方に向け真剣にひとりひとり向き合い夢の実現につなげていきます。
2022年の公務員受験を成功させたい方は是非一度ご連絡をいただければと思います。
また、公務員予備校.bizさんのHPに記事を掲載していただけました。
つながり以外の予備校もありますので、是非一度見ていただければと思います。
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